東京租界地のっぴきなら





中国人の不法就労と東京の中国租界地化

新橋

新橋のクラブママは、50歳前後と思います。娘は21、2歳です。
新橋の店は8年近く前に、日本人のママから居抜きで譲り受けたようです。
彼女は福建省福州の出身です。
彼女の話によると、高校を卒業すると、日本へ来たと言います。
日本語学校に入学しますが、この頃からすでにこの世界に入ったと言います。
この頃は、日本人経営の場末のクラブです。
日本語学校へ2年間在籍します。卒業すると服飾の專門学校に入学します。
ここも2年間在籍します。
ここでも主は、日本人経営の場末のクラブで働きます。
專門学校を卒業すると、都内の私立大学に進学します。
進学の目的は、働くためです。
クラブで働くことは、不法就労ですが、留学の在留資格は貰えます。
入管は、留学ビザを付与した外国人の多くが不法就労することは、しっています。
もちろん入管が資格外活動として認めた就労は合法ですが、
入管は風俗営業について留学以外の資格外活動を認めません。
勿論、在留資格変更の審査をしますが、大学の合格通知がある限り、
不法就労するだろうの推測では、不許可とすることはできません。
不法就労は、資格外活動で不法就労するものと、その雇用者がいて成立するものです。
不法就労したものは、3年以下の懲役及び300万円の罰金で罰することをもって対処しています。
そして、雇用したものや、斡旋したものなどを不法就労助長罪で3年以下の懲役及び300万円の罰金で、
罰することをもって対処しています。

中国人は、この法律を日本人の誰よりも知っています。
日本人は、スピード違反などの交通違反をすれば違法のことを知っています。
罰金などの懲罰があることをしっています。
しかし、日本人で運転免許をもっているもので、
スピード違反などの違反をしたことがないものは誰ひとりとしていません。
警察官も、検事も、裁判官でも運転するものは日常的に違反を繰り返しています。

なぜでしょう。
中国人が言いました。
「逮捕されるのは、運が悪いだけ」
と言います。
日本人だって、30kmのところを40kmで運転して捕まるのは、運が悪いと思っているから、
また40kmで走ります。

不法就労しても捕まることは、殆どないのです。
だから、今までずーと違反を続けてきたと言います。

彼女は大学に4年間在籍しますが、ホステス業に専念します。
ホステス業に専念すると、日本人のお客がたくさん付きます。
そのおかげで、卒業すると、客のひとりで、
日中貿易をする小さな商社の社長が、社員として採用してくれました。
これで人文国際の在留資格ができました。
彼女は、就職に関しては、中国人ブローカーの世話には一切なっていません。
仕事が終わると、ホステスとして出勤します。
店は深夜2時頃まで営業しますので、朝9時出社というわけにはいきません。
会社には昼から出勤です。
小さな会社です。
他の社員からは、社長の愛人と見られていますが、
社長にクレームをいう社員はだれもいいません。
「中国と同じよ」と言います。
事実、社長の愛人だったと言います。

店は、何軒も転々とします。
その都度、自分の固定客を連れて行きます。
移動するごとに収入も増えて行きます。
経営者は日本人ですが、周囲のホステスは中国人などの外国人が多くなります。

在留資格を更新するたびに、表向きの会社は異なっています。
つまり愛人のスポンサーが変わっているのです。
わたしの好みでは美人というわけではないと思います。
しかし、何人もの日本人男が虜になったことは事実です。

彼女は26,27歳のころ福建省へ一時帰国しています。
そこで中国人の男性と結婚しています。
一時帰国をこのころから繰り返します。
娘の年齢を考えると27、28歳で出産していることになります。
この頃の夫の職業ははっきりしません。

何人めかのパトロンがいまの日本人の夫です。
彼女の資格は日本人の配偶者です。

殆ど同居してますし、セックス関係もあるようですから、
入管の基準からすると偽装結婚ではありません。

しかし、年に数回は福建省に一時帰国していますし、
一時帰国した際は、中国人の夫と同居しています。
中国人の夫との間には実の娘もいます。

完全な国際間の二重結婚です。
日本の夫は、娘の身元引受人になっています。
娘は、母親が、中国と日本に夫を持っていることをしっています。

彼女は日本人が経営する場末のクラブで、
日本のクラブ経営について学んだと言います。
同伴制度、
料金制度
ホステスの出勤時間
ホステスへの報酬制度
店を変わるごとに客を連れて行く制度
客へのサービスの仕方
ホステスお持帰りのさせかた
警察への対応・・・・・・・

彼女が店を居抜きで引き継いだのは10年くらい前ですが、
前の経営者は日本人ですが、破綻しています。

彼女は中国流の経営手法を取り入れ、店を黒字にしています。
まず料金を5000円からにしています。
30分1時間程度は、乾き物のつまみに、
焼酎とか安いウィスキーを飲み放題で5000円程度にしています。
ビールは別料金です。
平均の客単価を1万円しています。

勿論、若い中国人学生のホステスをを客1人に1人つけますので、
日本人クラブは勝てません。
ホステスの時間給は800円程度のようです。

「こんなことやってて、よく警察の手入れを受けないな。」
というと
「大丈夫」「うちね 警察のおきゃくさん おおいの」
「絶対大丈夫」
と豪語します。
これは中国人クラブのママは、ほとんどの人が言います。

東京中の盛場が中国人クラブで席捲されているところをみると
強ち、嘘ではないようですね。

日本国は、すでに中国に買収されているのですね。
習近平国家主席の鼻息が荒いのはうなずけますね。



亭主も中国で成功

中国の夫は、その後、
台湾の靴メーカー向けに、?製の靴の底部材を納品して成功したとのことです。
福建省は台湾の対岸で、台湾との交流は、一番盛んな地域です。
福州では広州産のホンダのアコードが高級車です。
中国人夫は、アコードの新車を乗り回していますので、景気の良さがわかります。

我々が、福州から厦門へ移動するのに、運転手付きのアメリカ車を提供してくれました。
Tさんと携帯電話でんが電話をしている。
我々は厦門に行って上海へ戻り、海南島へ行く予定だったが、
我々が、わたしの希望で福清で、道教の寺に行き、私が仏教の寺院に行きたいことを知ると、
浙江省の普仏山へ行けと勧める。

普仏山は観音さまの島です。
小さな島に、大きな寺院がたくさんあります。
上海から船で2、3時間ですので上海のお金持ちがたくさんお参りに来ています。
若いアベックや若い家族連れが多いのには驚かされます。
日本のようにジジババだけのの仏教の島ではないのです。
おカネ持ちのシンボルのような島ですね。

彼は、毎年商売仲間とバスをチャーターして普仏山へお参りしているという。
彼もまた、仏教を信仰するようになって金持ちになったという。
上海のお金持ちからは、よく聞く言葉である。
まさか福州の金持ちから聞くとは思わなかったのでびっくりした。

団体で、本山(普仏山)詣でときくと、日本の本山詣でと同じですね。
このくらい仏教が復旧しています。

Tさんは無宗教で、仏教のことがわからないから教えてくれと言うので、
かいつまんでウバニシャド哲学としての仏教などを中心に講義するが、
理解するはずないですよね。

それで、仏教を信仰したからお金持ちになったのではなく、
お金持ちになったから仏教徒になったんですよと、
わたしの持論をいうと、納得したようです。

福建省の福州あたりは、
キリスト教というよりマリア教が多いようです。

中国人を採用するときは、戸籍謄本を貰います。
中国の戸籍謄本には、
身分、学歴、の他に所属する宗教も記載されています。
だからわかるのです。

マリア教はキリスト教とは違うと言いますが、
私にはわかりません。


サンプル

中国の亭主も一緒でファミリーの晩餐会

ママは二人の夫 娘には二人のパパ

福州のデパートの食堂の個室で、ファイミリーの晩餐会にTさんと一緒に出席させていただきました。
日本で言えばデパートの食堂街です。
その中の一軒の中国料理店の個室です。
メンバーは、われわれ二人の他に、
ママは日本人の配偶者ですから、中国人の偽結婚の夫婦です。
それに偽夫婦の間に生まれた女の娘で高校3年生です。。
娘の女友達やボーイフレンドが3人くらい。。
ママの弟とその子供が2人くらい。。
ママの弟は友達と石炭の鉱山会社を経営しているとの紹介でした。。
とりあえず乾杯します。。
乾杯はウィスキーのシングルグラスにビールを注ぎます。。
あっと言う間です。
もの足りません。
Tさんは、普段からお酒を一滴も飲めない人です。
私は、自分でお金を払うつもりですから、紹興酒を頼んでくれと頼みました。
Tさんがウェイトレスに通訳すると、
それを聞いていた弟が、自分が酒屋に行って買ってくると言いいます。
私に紹興酒の他に何がいいか聞きます。
中国に来てからウィスキーを飲んでいないので、酒屋にいくならあると思い、注文します。
弟は出かけました。v みなさん中国語で歓談しています。
夫は妻と遠い反対の対面にいます。
結構ハンサムです。
日本語の家庭教師がついていると言っていましたが
娘の日本語は完璧です。
中国の学校が休みの時は、日本にいっていたようです。
日本流に言えば、
裕福なお嬢様の振る舞いです。
弟が、帰ってきました。
紙袋に2、3本酒瓶をいれています。

ウィスキーを1本出すと、水と氷を頼んでくれました。
ウェイトレスが言われた水と氷だけ持ってきました。v 水割りのグラスがありません。
弟は奴隷にでもいうような口調で叱りつけています。
それで、グラスをもってくると、
今度は、また叱りつけています。
ウェイトレスが灰皿をもって戻ってきました。
チップは渡していません。
v 私は禁煙だとばかり思っていましたので、
灰皿が来た時には嬉しかったですね。

弟は、咥えタバコで私にウィスキーをたっぷり注いでは、
自分のグラスにもたっぷりとウィスキーを注ぎ込んで、
少し水をいれ指でかき混ぜては、タバコを離して口に持っていきます。
慣れた飲み方です。

ママの偽夫いえ本夫は、酒もタバコもやりません。
黙々と料理をたべています。

Tさんは中国語の会話で忙しくて、通訳をしていられません。
私は、弟がグラスにウィスキーを注ぐと、会釈で返し、
水をいれて中華端でかき混ぜます。

ホテルに戻るとTさんに質問攻めにします。
二人は一緒の家に住んでいるのか。
「もちろん」
帰りに車が通った位置を説明し、
その通りに面した場所の高級そうなマンションの説明をして、
そこに住んでいると言う。

福建省にいるときは、普通の親子3人の家族と言う。
娘は日本の夫のことを知っているかときくと。
「日本ではね、
ママと日本の夫と娘と一緒に住んでいるから、
知っていると思うよ」

「エツ」

「日中友好もエエ加減にセエ」